12月に入り、今年も残すところわずかになりましたね。寒くなればなるほど、辛くなる症状の一つが頭痛ですね。

原因となる病気があるわけではないのに、頭痛を繰り返す慢性頭痛を抱えている方は、15歳以上の日本人で4000万人もの方が悩まされていると言われています。

今までに一度は悩まされた方も多いのではないでしょうか。

慢性頭痛の内にも症状の異なる、偏頭痛、緊張型頭痛、群発性頭痛、などがあります。

偏頭痛はズキンズキンといったような痛みが特徴的です。

緊張型頭痛は頭全体が締め付けられるような痛みが、群発性頭痛は目の奥がえぐられるような痛みがあるのが特徴です。

一つの症状が出るだけでも辛いのですが、まれに偏頭痛の症状と緊張型頭痛の症状が一緒に現れることもあるのがとても厄介です。

一番多くの方が悩まされている症状が緊張型頭痛と言われています。

というのも緊張型頭痛は筋肉のコリ、ハリ感によって引きをおこるためです。

日頃から猫背などの不良姿勢や家事、仕事などの疲労によって首周り、肩周辺の筋肉が硬くなることによって頭痛を引き起こしてしまっているのです。

当院にも多くの頭痛を抱えた患者さまがご来院されますが、この緊張型頭痛の症状の場合、姿勢を改善しながら、筋肉の柔軟性をつけていくことによって改善される場合がとても多いです。

お身体の状態がいい方向に変われば改善される頭痛もあるため、頭痛のない日々を目指しましょう！

筋肉も硬くなればなるほど、柔らかくするのに時間がかかってしまうため、肩こりを感じていながら頭痛にも悩まされていましたら、一度お近くに治療院に相談してみることをおすすめします。

しかし頭痛の中にもくも膜下出血、髄膜炎、脳腫瘍といった命に関わる危険なものもございますので、痛みがとても強い場合は早急に医療機関へ行きましょう。